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目次

  1. エフロレッセンスとは
  2. なぜエフロレッセンスが発生するのか?
  3. エフロレッセンスの問題点
  4. エフロレッセンスの対処法と予防策
  5. まとめ

1. エフロレッセンスとは?

コンクリートの表面に白い粉のようなものが浮き出ているのを見たことはありませんか? これは「エフロレッセンス(白華現象)」と呼ばれる現象で、コンクリートやレンガ、タイル目地部、モルタルなどに発生します。

(エフロレッセンス除去前の状況)

   

(エフロレッセンス除去後の状況)

カッター及び専用除去剤により除去

  

エフロレッセンスは、見た目が悪くなるだけでなく、放置するとコンクリートの耐久性にも影響を及ぼすことがあります。そのため、正しい知識を持ち、適切に対処することが重要です。

2. なぜエフロレッセンスが発生するのか?

エフロレッセンスは、コンクリートやレンガなどに含まれる水分が蒸発する際に、内部のカルシウムやアルカリ成分が表面に浮き出てくることで発生します。主な原因は以下の通りです。

① 水分の移動

コンクリート内部の水分が蒸発しようとする際に、溶け込んでいたカルシウム成分が表面に運ばれます。水分が乾燥すると、成分が結晶化して白い粉として残ります。

② 雨や湿気の影響

屋外のコンクリートは、雨や湿気を吸収しやすくなります。その後、乾燥するときにエフロレッセンスが発生しやすくなります。

③ コンクリートの施工不良

コンクリートの配合や施工方法によっても、エフロレッセンスの発生しやすさが変わります。特に、水の量が多すぎると発生しやすくなります。

3. エフロレッセンスの問題点

エフロレッセンス自体は、コンクリートの強度を急激に低下させるものではありません。しかし、以下のような問題を引き起こす可能性があります。

① 美観の低下

白い粉が表面に広がることで、建物や塀の見た目が悪くなります。特に外観を重視する住宅や商業施設では、エフロレッセンスの発生は避けたい問題です。

② 劣化の促進

エフロレッセンスを放置すると、コンクリートの表面がもろくなり、ひび割れが発生しやすくなります。さらに、ひび割れから水が侵入し、内部の劣化が進む可能性があります。

③ 二次的なダメージ

エフロレッセンスが発生すると、コンクリートの内部にある鉄筋の腐食が進む場合があります。これは、建物の耐久性に悪影響を及ぼすため、長期的な視点で見ても対策が必要です。

4. エフロレッセンスの対処法と予防策

エフロレッセンスを発生させないためには、適切な施工やメンテナンスが重要です。また、すでに発生してしまった場合も、適切な方法で除去することができます。

① 発生したエフロレッセンスの除去方法

  • 乾拭きまたはブラッシング 軽度のエフロレッセンスであれば、乾いたブラシでこすり落とすだけで取り除けます。
  • 水洗い 水で洗い流すと白い粉が消えることがあります。ただし、水が完全に乾くと再び浮き出ることもあるため、繰り返し洗浄が必要です。
  • 希釈した酢や専用の洗浄剤を使用 酢(お酢)を水で薄めた液や、裏技的に「サンポール」を希釈した液で落としている動画などもYOUTUBEに上がっていますが、一番無難な方法はやはり市販のエフロレッセンス除去剤を使って洗浄する事でしょう。ホームセンターなどで販売しています。そのほうがより効果的に除去できます。使用後はしっかり水で洗い流しましょう。なお、上記の写真のような塊で発生して場合は専用薬剤で落とす前に、おおまかにカッターなどで落としておいた方がより効率的です。

② エフロレッセンスを防ぐための予防策

  • 防水処理を施す コンクリートの表面に防水塗料や撥水剤を塗布することで、水の侵入を防ぎ、エフロレッセンスの発生を抑えることができます。
  • 排水を工夫する コンクリートに水がたまりにくい構造にすることで、水分の影響を最小限に抑えられます。例えば、適切な勾配をつける、排水口を設置するなどの工夫が有効です。
  • 定期的なメンテナンス 定期的にコンクリートの状態をチェックし、汚れや水のしみ込みを早めに対処することで、エフロレッセンスの発生を防ぐことができます。

5. まとめ

エフロレッセンスは、コンクリートやレンガなどに発生する白い粉状の現象です。見た目が悪くなるだけでなく、長期的には建物の劣化を引き起こす可能性もあるため、適切な対策が必要です。

発生したエフロレッセンスは、ブラッシングや水洗い、酢や専用洗剤を使って除去できます。また、防水処理や適切な施工・メンテナンスによって予防することも可能です。

塗装同様、弊社では住宅や建物の美観と耐久性を保つために、様々なご提案をしております。

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